国際規格通信技術の事業案件

IoT(通信機器)イメージ

案件名
Wi-SUNの社会実装支援

案件元
一般社団法人 デジタルソサエティ推進機構 (通称DSPO)

Wi-SUNとは
Wireless-Smart Utility Networkの略。
京都大学、株式会社日新システムズ、およびローム株式会社が、総務省の予算で共同開発した日本発のIoT(Internet of Things:“モノ”のインターネット) 向けの新国際無線通信規格です。
Wi-Fiと比べると通信速度は遅いものの、通信距離は長く、遮蔽に強いためつながりやすく、低消費電力という利点があります。

案件目的
世界的にWi-SUNを実装していくため、国内外の主要組織(政府、企業や専門機関など)との接続についてDSPOがコンサルティング依頼を受け、DSPOを経由して予算などを支援しています。
また、まちづくり会議の運営を開始し、日本の各地域でのWi-SUNの実装をどのように促進するかの議論を行ってきています。
電波・情報通信技術を中心としたICT技術の研究開発拠点として設置された組織と連携して本案件を進めています。

現在の成果
・聖マリアンナ医科会にてWi-SUN搭載機器を利用した体温測定システムを試行導入にて、管理レベル向上の結果を取得。
横須賀リサーチパークでの実証および実装
Wi-SUN FANを用いた静止画モニタリング実証
Wi-SUNを含む電気通信サービスの展開

関連関係者
甕昭男  DSPO会長兼理事
鈴木壮治 DSPO代表理事
吾郷一房 DSPO理事